今年6月19日に生誕100年を迎えた太宰治。破滅的な作風と自殺・心中未遂を頻繁に起こしていたことでも有名です。1948年に愛人であった山崎富栄と入水自殺し、奇しくも発見されたのが誕生日でもあった6月19日でした。
東京・三鷹の禅林寺では、毎年この日に彼の著作にちなんだ「桜桃忌」が催され、多くの愛好家が訪れます。今年は生誕100年ということもあり、出版各社も太宰作品を大幅に増刷しています。
混迷しているこの時期、悩みや葛藤といった人間の内面を著した太宰作品を改めて読み直してみる、よい機会かもしれませんね。
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