未だ明るい兆しも見えない福岡地区の管工事業界だが、北九州地区では公共工事が出始め、期待感が持たれている。「北九州地区では景気対策と見られる官庁からの工事が出始めているようです」と福岡市に本社を構え、北九州と八幡に営業拠点をもつ管材業者は語る。
確かに、北九州市の6月16日付での入札情報では総計35件のうち、管工事12件、水道施設工事が2件を占めている。また、6月の入札は16日段階で95件を数えており、このペースでいくと管工事の件数もさらに増えそうだ。
福岡市も遅れてはいるものの、公共工事が増加するだろうとの見方もあり、業界浮上のためにも期待が持たれている。
【道山 憲一】
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