ブリヂストンが33年振りに国内のタイヤ工場として新設した北九州・響灘工業団地の北九州新工場。当初は2009年下期から生産を開始する計画であったが、採掘鉱物を運ぶ超大型車両用のラジアルタイヤの需要が増加し、供給が追いつかない状況となっているため、当初の予定を前倒しして生産をスタートした。なお、北九州新工場は、2012年内には生産能力を日産80トンに押し上げる計画としている。
先般、政府が事実上の景気底入れ宣言に踏み切ったが、まだまだ実態経済は厳しい。しかし、上記のブリヂストンように、少しずつではあるが景気回復の兆しが見えてきたことは嬉しいニュースである。
【宮野 秀夫】
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