地域主権型道州制国民協議会 九州地区本部長
エヌビーエス(株) 代表取締役 石橋 一海 氏
個人が政治家を育てる
―今後、九州地区本部長として、どのような展開をされますか。
石橋 これは私なりの戦略ですが、小選挙区ごとに支部を作ろうかと考えています。1支部に行動を起こしてくれる人間が100人いれば、必ず日本は変わると思います。
日本国民は、不満は持っているけれど行動しないし、そのためのお金も出しません。ですから、そういう仕組み作りをしていく必要があります。何でもボランティアでは、こういう組織は長続きしませんから、月額1,000円という設定をしています。福岡県だけで1,000人の会員を集めたいですね。
また、国民運動としてやるために、政党とは一線を引きます。この活動に賛同してくれる人が100人集まり、それが1,000人、そして1万人になっていけば、日本は必ず変わります。
―政治家に対しては、どのようなアクションをされるつもりですか。
石橋 国会議員に地域主権型道州制に賛成か反対かを聞き、賛成の方には誓約書を出してもらって議員立法する。もう、これしかありませんね。
企業献金もなくす必要はないと思いますが、やはり国民が政治家に献金をして育てるようにしないと日本は変わりません。たとえば、企業献金は10万円、個人献金は3,000円に上限を設定し、個人が負担少なく政治家を支えるような仕組みがいるでしょう。また、次世代を担う若い政治家も育てていかなければなりません。
―税金の無駄遣いも減らす必要があります。
石橋 今、税金の無駄遣いを逐一調べています。裏付けがないと何も言えませんから。官公庁がすべてをオープンにしてくれれば、税金の無駄遣いを4分の1はカットできる自信があります。もっと調べれば、もっと出てくるでしょう。
―7月2日に講演会を行なうと聞いています。
石橋 衆議院議員の渡辺喜美さんと江田けんじさんを講師として福岡にお招きし、「変えよう日本!道州制で日本の夜明けを語る」というテーマで講演会を行ないます。ご両名とも道州制に賛成ですから、お互いに意見が一致し、やろうということになりました。
【大根田康介】
「変えよう日本!道州制で日本の夜明けを語る」
地域主権型道州制国民協議会・九州地区本部では、特別講師として元内閣府特命担当大臣の渡辺喜美衆議院議員と、元内閣総理大臣秘書官の江田けんじ衆議院議員の両氏を迎え、『変えよう日本!道州制で日本の夜明けを語る』を開催。
□ 日 時 7月2日(木) 開場17:30 開演18:00
□ 場 所 都久志会館(福岡市中央区天神4-8-10)
□ 料 金 一般:3,000円 会員:1,000円 ※全席自由
<お問い合わせ>
地域主権型道州制国民協議会 九州地区本部
TEL:092-263-8812
URL:http://www.dousyusei-fukuoka.com/
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