読者のみなさんへ
弊社は『福岡にパワーを与える企業100社』を出版致しました。
同書は、昨今の経済動乱の最中にあって、絶えざるパワーとエネルギーで躍進を続ける福岡・九州の企業を、トップの肉声を交えながら紹介します。
成功の秘訣や、経営戦略のヒントが盛り沢山の内容となっております。企業経営者の方も、これから経営を目指そうとする方も、本書を読めば、勇気百倍!! ご期待ください。
【媒体概要】
福岡・九州の企業100社を、文章と写真とで紹介。カンパニーインフォメーション(会社概要)・代表プロフィール・ワンポイントPRを併せ掲載。
株式会社 データ・マックス
TEL 092-262-3388 FAX 092-262-3389
株式会社 馬場善
九州の市況縮小を見越して、いち早く東京進出
東京の再開発ブームに乗り、ガラス工事の受注を拡大
-COMPANY INFORMATION-
代表者:馬場 譲
所在地:福岡市中央区天神4-6-7
設 立:1976年6月
資本金:4,800万円
業 種:ガラス工事、トータルセキュリティ
年 商:約33億円(09年5月決算期見込み)
TEL:092-715-8366
再開発の波に乗る東京での好業績が
九州の受注額の落ち込みをカバー
サブプライムローン問題に端を発するリーマンショック以降、不動産市況が急速に悪化。公共事業が縮減する中、マンション建設などの民需に支えられて堅調な推移をみせてきた地場建設業界には大きな打撃を与えることとなった。その一方、世界を覆う信用収縮の影響で国内の輸出産業の業績が軒並み低迷。その煽りを受けて九州に進出しているグループ企業が工場の新設計画を凍結させるなど、地場経済にもさまざまな影響を及ぼしている。
こうした状況にも関わらず、ガラス工事・トータルセキュリティ業の(株)馬場善は着実に業績を拡大。数年前から30億円台で推移してきた売上高は今期、約33億円を見込むなど、地場の同業他社の追随を許さない勢いをみせている。その理由として、約10年前から東京で展開している同社の事業が、東京の再開発ラッシュの波に乗り、大きく伸長していることが挙げられる。
「九州全体でみると、熊本と鹿児島でやや大きなビル建設の動きがみられるものの、その他の地域では目立った動きはみられません。しかし、東京では建物の容積率が引き上げられたことや都心部で合併した大手金融機関の本店跡地の再開発事業が進んでいること、郊外でも大規模開発が行われていることもあり、まさに東京一極集中という様相を呈しています。そうした中、当社では九州で6%もダウンした受注額を東京の受注増がカバー。今期は九州と東京の売り上げ構成比は半々のペースで推移しています。さらに、来期は約40億円弱の売上高となり、九州と東京の売り上げ構成比も4対6になるだろうと予測しています。当社では来期が売り上げのピークになるのではないかとみていますが、東京では今後5年くらいは今の状態が続くのではないでしょうか」と、馬場譲社長は東京の事業の現状を説明する。
(以下、『福岡にパワーを与える企業100社』参照)
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら