北九州市小倉北区の井筒屋本店2階に店舗を構えるフランスの高級ブランド「シャネル」。売上不振で採算がとれないことから7月26日をもって閉店することになった。「百貨店の顔」とも言える高級ブランド店が去ることは何とも寂しい限りである。
元々、井筒屋は85年に九州で初めてルイ・ヴィトンを誘致、高級ブランド戦略を積極的に推し進めていた。しかし、09年2月期の連結決算では赤字に転落し、外部委託の見直しや人件費削減を進め、約20億円の経費削減策を実施中。
なお、本店1階の化粧品コーナーは従来どおり営業を続ける。
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