セメント協会によると、5月の生産は478万t前年比91.3%、国内販売は310万tで前年比80.8%。生産、販売とも連続20ヶ月以上の減少。販売に関しては4月も7%減少しており、4・5月で100万tの大幅な減少。それらの影響で、在庫量は前年比104.4%となった。民間需要の低迷が続くなか、今後も楽観出来ない状況が続くと見られる。 ユーザーとの値上交渉もいまだ継続中のセメント業界。苦難の道が続く。
【河原 清明】
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