答えは世界銀行(WB)です。IMF(国際通貨基金)に隠れた感もあり、一般には馴染みがうすいのですが、各国政府や政府機関に対して、おもに社会インフラの開発などの長期融資を行なう国際連合の専門機関です。日本での例を挙げると、東海道新幹線や東名高速道路の建設に際して融資が行なわれました。
世界銀行は、1946年6月25日の設立当初は国際復興開発銀行と呼ばれ、第二次世界大戦後の各国の復興や開発への融資を目的としていましたが、60年に開発途上国へ開発資金を供給する国際開発協会が設立されると、併せて「世界銀行」と一般的に呼ばれるようになりました。現在は開発途上国への資金援助がおもな業務です。現在、加盟国数は184におよんでいます。
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