29日、こども病院現地建て替え費用の水増しをめぐり、公文書毀棄の疑いで刑事告発された市職員らが、告発を受理した福岡地検から事情聴取を受けたことが明らかとなった。
福岡市は、当初85億5,000万円とされていた現地建て替え費用を、128億3,000万円に水増し。その根拠として、大手ゼネコンに工事費について相談した結果、と説明してきたが、その1.5倍の水増し率について記したメモは棄てた、としていた。
福岡市の市民団体が、この行為を「公文書毀棄」にあたるとして福岡地検に刑事告発し、受理されていた。
告発されていたのは、吉田市長とツル川副市長、氏名不詳の市職員2名の合計4名。ツル川副市長は、29日午前中に福岡地検側が市役所に来庁し、話を聞かれたことを認めている。
(ツル川のツルは雨冠に隹と鳥)
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