経済産業省は29日、7~9月期の鋼材需要が前期を上回る見通しであると発表した。これは、製造業部門において自動車産業の製品在庫調整が進展したことによる生産回復と、建設部門では、公共土木の季節増と執行前倒しによる増加、またアジア地域を中心に現地在庫調整の進展に伴う生産回復によって前期を上回るとしている。 なお、鋼材総需要量は2,071万トン(前期比+219万トン)との見通し。今期粗鋼需要量は、2,177万トン(前期比+273万トン)としている。
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