吉田福岡市長は30日の記者会見で、24日付で「新型インフルエンザ蔓延地域」から外されたことを受け、7月2日に予定する専門家委員会の議論を経て「ほぼ終息」と宣言する見通しであることを明らかにした。
市長は市の対応について「初めてのことだったが他の機関との連携もほぼうまくいった。それぞれの機関でベストを尽くした」と自画自賛したが、現実が全く違うことは多くの市民が知るところ。保健所が医療機関からの遺伝子検査を拒否し感染拡大を招来、さらに厚生労働省の「通知」の周知を「経費の問題」を理由に怠るなど、不作為の連続。
市民を守るという行政の原点を逸脱したことへの反省は皆無。無責任を絵に描いたような会見だった。
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