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特別取材

九州・福岡発 世界規模のロボット開発拠点誕生 (1)
特別取材
2009年6月 1日 08:00

宗像市・旧玄海町役場跡地に
「ベーダ国際ロボット開発センター」設立

 5月25日、福岡県宗像市の旧玄海町役場跡地に設立された「ベーダ国際ロボット開発センター」の開所式が行なわれた。
 ベーダ国際ロボット開発センターは、九州大学、早稲田大学、システムバイオロジー研究機構、フラウンホーファーIAIS(ドイツ)、聖アンナ大学院大学(イタリア)、金沢工業大学、京都大学、九州工業大学、(株)テムザックなど国内外11機関のロボット工学、先端医療分野の世界トップクラスの研究者を構成員とする社団法人で、医療、介護、生活支援などでロボットの共同開発を行なう。
 ベーダセンターの理事長となった九州大学大学院先端医療医学の橋爪誠教授は、開所式で挨拶に立ち、「九州、福岡のこの場所で、世界に誇れる医療・介護・生活支援のロボット開発を進め、九州がロボット産業の一大拠点となるように努めたい」と意欲を語った。
 構成メンバーとなった世界的ロボット開発の権威、早稲田大学理工学術院の高西淳夫教授は、「私も福岡県の出身で、ここでいろいろな分野の研究者が集まり、本当に役立つロボットの実用化が進むことを大変うれしく思っております」と語った。
 開所式には、ベーダセンターのメンバーで、ヨーロッパのロボット研究の第一人者であるクリスタラー教授(ドイツ)、ダリオ教授(イタリア)のほか、イタリア大使館、ドイツ大使館の技術担当官や外国メディアも出席し、日本国内だけでなく国際的にもベーダセンターへの期待が高いことを伺わせた。
 記者会見では、ベーダセンター発足の中心となった(株)テムザックの高本社長に、具体的にどのようなロボットが開発されるのか、などの質問が集中した。
 データ・マックスでは、九州の新しいロボット産業の中心として注目される「ベーダ国際ロボット開発センター」について、高本社長へのインタビューを連載する。

5月25日、ベーダ国際ロボット開発センターの前で

5月25日、ベーダ国際ロボット開発センターの前で

(右から、九州大学・橋爪教授、早稲田大学・高西教授、ドイツフラウンホーファーIAIS・クリスタラー教授、京都大学・横小路准教授、イタリア聖アンナ大学院大学・ダリオ教授、(株)テムザック・高本社長、金沢工業大学・竹井准教授)

(つづく)

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