「泰平物産が破綻し、建材商社はデータ・マックスが評するように消滅の一途を辿るであろう。生き残るには建材商社各社出資で協同組合を設立して、共同仕入・購入をしてビジネスをしていかねばならないと思う。だが、60歳前後の建材商社経営者は皆お山の大将だから、頭では判っていてもプライドがありやらないであろう。次の世代に経営が承継されれば実現するかもしれない」と地元の建設資材販売の代表は熱く語る。
助け合いの扶助精神の是非はさておき、協同組合設立での生き残りはオプションの一つであることは確かである。
【河原 清明】