作州商事(株)は今現在、分譲マンションの完成在庫がなくなったそうだ。それで積極的に土地の仕込みを図っている。福岡ばかりではない。九州一円に商品の売り出しに余念がないのだが、驚いたことに東北で販売の展開を検討している。オーナーが亡くなり、樺島社長は減量経営に舵取りするとみられてきたが、予想外の拡大路線の継承には感嘆の声があがっている。
一方、大分の雄と目されている㈱さとうベネックの面影はない。資本ファンドは必死で売却先を探している。そうなると経営陣・社員たちの士気は萎えてしまう。結果的には、今期の売り上げは150億円どまりといわれている。
*記事へのご意見はこちら