メディアファイブ(株)(本社:福岡市中央区、上野英理也社長、以下メディア社)は、6月19日、(株)ゲッティコミュニケーションズ(本社:東京都港区、太田雅人代表取締役、以下ゲッティ社)および子会社である(株)CNBroadcasting(本社:東京都港区、大和亮介代表取締役、以下CNB社)との業務・資本提携を発表した。
ゲッティ社は、広告代理店として、大学生を中心とした世代別の広告宣伝・マーケティング・販売促進の総合的な展開を行なっている。また、CNB社は、「地域」、「大学」、「学生」をキーワードに、携帯電話でのマルチメディアデジタル放送を中心に、独自の番組・映像コンテンツの製作・配信を行っている。
今回の業務・資本提携により、ゲッティ社およびCNB社が強みとする事業の周辺領域の開発案件を中心に、高いシナジー効果が期待できると判断したため合意に至ったとしている。
ゲッティ社との業務提携により、ゲッティ社のクライアントに対して、共同でシステム開発に関する営業を行い、放送分野のシステムインテグレーションを受注することを目的に、営業体制を整えていくとしている。
また、メディア社がCNB社のシステム・IT技術部門をサポートすることにより、CNB社のマルチメディアデジタル放送への番組配信を通じ、2011年のテレビ完全デジタル化を控えた放送業界で急務とされているBML(デジタル放送のデータを記述するために使われる言語)技術者の育成とBMLを用いたデジタルデータ放送向けのシステム開発を行うとしている。
資本提携については、メディア社が、CNB社が行う第三者割当増資にて20,000株(1株当たり1,000円)を引き受けることにより取得する。引受後のCNBの発行済株式総数は105,010株となり、メディア社が19.0%を保有することになる。
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