「偉大なる至高の愛」を込めて 真なる健康を追求する
ココロ・カラダ・生命体の母なる地球環境の三方よしを旨とする「ココ・カラ・いのち」をテーマとして掲げるプレマ(株)。社名に「偉大なる至高の愛」(サンスクリット語)という意味を込め、真なる健康を追求する。自然環境型「ほんまもん」商品を世に提供している同社代表取締役の中川信男氏に、健康にこだわり続ける胸のうちを語っていただいた。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:京都市下京区山王町569(メインオフィス)
設 立:2001年3月
資本金:8,000万円
年 商:(08/2)約13億3,000万円
世界観そのものが商品
―創業された経緯をお教えください。
中川 1998年に、サラリーマンをしながら仕事を始めました。私の子どもにアレルギーがあり、また備長炭が良いと人に聞いたこともあって、備長炭の販売を手掛けました。当初は自転車操業で、現金で炭を買い付けて露天で売っており、これを1年ほど続けているうちにインターネットと出会いました。ネットショップが出だして間もないころのことです。
その後、ある薬品販売会社の人から店舗で仕事をしてみないかと誘われ入社し、昼はそこの店舗の責任者をしながら、夜はネットショップを運営していました。実は当時、備長炭ブームで、テレビで取材を受けた翌日にはパンクするほど受注が増えたこともありました。そうして確実に名簿は増えていきましたが、炭だけ売っていてもダメだと感じました。
―そうして商品数が増えていったのですね。
中川 私は「水平展開」と名付けていますが、この商品を買ったら次はあの商品も買う、といった要望の広がりがお客さまのなかに出てきます。その期待に応えるうちに、最初は炭だけ、次は玄米を炭化させた食べられる炭、さらには馬油なども次第に扱いだしました。たしかに「単品通販」の方が楽で収益性も高いのですが、そうして少しずつ商品を増やしていくうちに、自分なりの世界観を構築したくなってきたのです。
―なぜ世界観を構築しようと考えたのですか。
中川 通販が成功する要因は「単品通販」と言われて久しいですが、たしかにひとつの商品にリソースをすべて注ぎこめば、売上は大きく伸びるでしょう。ただ、それでお客さまの人生をどれだけ変えられたかと言うと、「こんな良い商品に出会った」というレベルで、非常に限定的だと思います。
しかし、お客さまの世界観に入り込めれば、新しく出す商品が爆発的ではないけれども着実に売れますし、広告もほとんど要りません。世界観そのものが当社の商品だとも言えます。
私は、世界観そのものを提供し、それがお客さまにとって何らかの変化のきっかけになるか、という観点からでしか仕事を見つめていません。今流行りのCSRなどに振り回されず、会社の使命として仕事をしているという動機がなければ、何もしない方がマシです。
(つづく)
(文・構成:大根田康介)
<主な通販サイト>
・プレマ株式会社 http://www.prema.co.jp/
・愛と叡智の紀州備長炭研究会 http://www.binchoutan.com/
・電磁波コム http://www.denjiha.com/
・【楽天市場】京都太秦しぜんむら http://www.rakuten.co.jp/uzumasa/
・【楽天市場】プレマシャンティ http://www.rakuten.ne.jp/gold/prema/
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