(株)リンガーハット(本社:福岡市博多区豊、米濵和英会長兼社長)は、7月6日、特別利益および特別損失の計上を発表した。
特別利益については、2009年2月期において、店舗閉店に伴い発生する損失に備えるため、原状回復費用などの閉店関連損失見込額を店舗閉鎖損失引当金として計上したもののうち、2010年2月期第1四半期(2009年3月1日~2009年5月31日)において、閉店した店舗の賃貸人との交渉などにより予定した引当額よりも実際の支出を抑えることができたため、店舗閉鎖損失引当金戻入額5,900万円を特別利益として計上するとしている。
特別損失の計上については、貸倒引当金繰入額において、賃貸している店舗の賃貸人が民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けたことにより、差し入れていた保証金などにつき2,700万円の貸倒引当金を計上するとしている。
関係会社事業損失引当金繰入額においては、100%子会社であるリンガーハットジャパン(株)の当第1四半期における四半期純損失額に相当する6,300万円を、関係会社事業損失引当金繰入額として計上するとしている。
なお、リンガーハットジャパンにおいては通期の当期純利益を1億4,200万円と予想しており、通期においては事業損失引当金の発生は見込んでいない。また、これによる連結業績に与える影響はない。
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