9日午前、韓国の崔時仲(チェ・シジュン)放送通信委員長が記者会見で、韓国大統領府をはじめとした政府機関などへのサイバー攻撃に関しての見解を述べた。そのなかで、「今回の事態は、組織的に計画されたテロ行為だとみている。政府内での認識を共有して対応すべき」と発言。韓国政府として首謀者の捜査を徹底し、厳しい姿勢で臨む模様だ。
テロとの見解に至った理由として、韓国全土の重要な機関を狙った動きが確認できることを挙げている。政府は緊急の対応策として、国内のインターネットプロバイダー業者に対し、今回の攻撃に利用されたネット回線の遮断を要請している。
国内のインターネット網の充実度では日本をもしのぐと言われる韓国だが、それだけに拡大は早く、さらなる甚大な被害が発生することが予想され、この大規模なサイバー・テロは今後も継続するとみられている。
<NET-IB主催セミナー>8月総選挙の先を読む「政権交代」で日本はこう変わる!
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら