(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田俊一社長)は、7月14日、2009年8月期第3四半期決算(非連結)を発表した。
当期は、売上高が16億1,700万円(対前年同四半期増減率120.4%)、経常損失は3億円(前年同四半期の経常損失7,800万円)、四半期純損失3億9,200万円(前年同四半期の純損失4,900万円)となった。
売上高については、当期から装置組立事業の売上高を計上したことと、国内液晶パネルメーカー向け部品の増加によって、対前年同期比で2倍強の売上計上となった。
しかし、利益面については、売上高の約半数を占める装置組立事業において、急激な円高により、円安時に購入した海外購入部材で棚卸評価損が発生すると共に製品原価を押し上げたほか、実質的な受注額減少が利益を圧迫した。
また、昨年秋以降の景気後退を受け、減損会計を適用し、保有する土地建物や機械設備などの固定資産の減損損失(特別損失)を1億5,900万円計上している。
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