17日、NEXCO西日本九州支社より、今年のお盆期間の高速道路の渋滞予想が発表された。九州エリアでの渋滞のピークは、下り線では8月13日(木)の午前中に、九州道・若宮IC付近を先頭に最大約30km。上り線では8月16日(日)の夕方に、九州道・八幡IC付近を先頭に最大約45kmとしている。また、8月8日~16日までの期間中に5km以上の渋滞が予測されるポイント数は、下り線で19(回)、上り線で20(回)としている(同じポイントを日にち別にカウントした、のべ渋滞予測数)。
しかし、今年春から開始された、ETC利用での休日特別割引(上限1,000円)が、8月に関しては通常の土日に加え、6日、7日、13日、14日も特別に追加され、例年以上の混雑が予想される。運送業などのドライバーからは、「さらに渋滞増やして、どうするの?普段運転しないドライバーも多いし、最悪のお盆になるかも」との、あきらめにも近い批判の声も聞かれる。
ユーザーにとって『1,000円ポッキリ』の日数が増えることはうれしいが、ただでさえ混雑するお盆の時期。わざわざ渋滞を増やすような施策は、なんとも複雑な気分である。何にしても、事故を起こさぬようにゆとりを持った安全運転を心がけてほしい。
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