自民党は21日、非公開としていた両院議員懇談会を、麻生首相の指示で急遽公開した。
11時30分から1時間の予定で始められた懇談会では、細田幹事長の挨拶に続き麻生首相が登場。 冒頭で、自身の発言やぶれたと批判されてきた姿勢により国民に不信を招いたとして謝罪し、総選挙に向けての意気込みを語った。
麻生首相の話が終わった直後、出席議員から両院議員総会を開かなかったことに対する批判や、首相を擁護する発言が出たが、12時6分頃になって突然懇談会が打ち切られた。
麻生降ろしに動いてきた中川秀直元幹事長らに発言の機会はなく、ガス抜きといわれた懇談会が茶番に過ぎなかったことを証明する形となった。
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