読者のみなさんへ

　弊社は『福岡にパワーを与える企業100社』を出版致しました。
　同書は、昨今の経済動乱の最中にあって、絶えざるパワーとエネルギーで躍進を続ける福岡・九州の企業を、トップの肉声を交えながら紹介します。
　成功の秘訣や、経営戦略のヒントが盛り沢山の内容となっております。企業経営者の方も、これから経営を目指そうとする方も、本書を読めば、勇気百倍!! ご期待ください。

【媒体概要】
福岡・九州の企業100社を、文章と写真とで紹介。カンパニーインフォメーション（会社概要）・代表プロフィール・ワンポイントＰＲを併せ掲載。
　

株式会社　データ・マックス
TEL 092-262-3388 FAX 092-262-3389

株式会社　九州リースサービス

多様化する時代のニーズに応え、「リース」を中心とした
総合金融サービスで地元企業に貢献

－COMPANY INFORMATION－
代表者：榎本 重孝
所在地：福岡市博多区博多駅前4-3-18
設　 立：1974年11月
資本金：29億3,330万円
業　 種：総合リース業
年　 商： (08/3)　279億2,600万円
ＴＥＬ：092-431-2530
URL：http://www.k-lease.co.jp/

事業の4本柱をバランスよく
付加価値高いサービス提供を

　地場リース会社の最大手である(株)九州リースサービスは、1974年の設立。地域の経済繁栄のため、地元企業が必要とする動産を引き受けてきた。九州の地場総合リース会社の中で唯一株式を上場している会社であり、質量ともに九州№１のリース会社として今その基盤を確実なものにしつつある。最近では顧客ニーズの多様化に対応するために、生命保険事業や自動車リースなど、さまざまな分野で業容を拡大している。
　同社の事業柱は、リース、不動産、ファイナンス、フィービジネスの4本。「６～７年ぐらい前までは不動産収入が好調だったのですが、現在はリスク分散のためにも、この４本のバランスを重視しています。比較的長いスパンで経営を見通し、社会情勢を考慮しながら事業の拡大縮小をしています。リースが厳しくてファイナンスが好調ならばリースをやめる、ということではなく、リースをファイナンスで補完するという感じでバランスを取る。どれかひとつを強くしてもだめなんです」。
　その根底にあるのは、付加価値の高いサービスを提供していくことで顧客とともに発展・成長することを目指し、また地域に根ざした総合金融サービス企業として地域経済の発展に寄与するという「共存共栄」「地域貢献」の想いに他ならない。2008年９月、サブプライムローン問題に端を発した金融不況下においてもその想いが揺らぐことはない。
　「今の状況は、不況ではなく『恐慌』。今は嵐のなかで羽を広げず、過ぎ去るのを待つべきだろうとも思うのですが、実際は低空でも飛び続けなければならない企業経営者のほうがずっと多いのも事実なんですね。そのときに、お付き合いのあるお客さまをいかにうまく軟着陸させることができるか、当社の事業の見通しも踏まえた上での判断が、より一層重要になってきます」。
　生命保険事業や自動車リースなどのフィービジネスに力を入れているのも、好不況の影響が少なく、安定収入が見込めるためだが、そこには榎本社長の「企業の永続性」に対する思いがある。
　これまで決して揚々たる道程ではなかった経営の歴史において「さまざまな苦難に耐えて会社やお客さまに尽力してくれている社員たちの存在は、本当に当社の財産であり最大の強み。好不況に左右されずに生き残れる企業体力をつけることは、社員と会社のためなのです」と熱く語る。事業を行なうことで地元を活性化し、企業を安定化させること。それは「福岡は私の命」と公言する榎本社長にとって、社員と地元福岡を幸せにする使命を負うことを意味する。そのためにも、「企業の永続性」への強い思いこそが榎本社長にとって最大の責任なのである。

（以下、『福岡にパワーを与える企業100社』参照）

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