中同協はこれまでも、円滑な資金需給や利用者利便などの視点から、金融機関の活動を評価・公開する金融アセスメント法制定などの活動を展開している。
金融機関との連携・提携の動きが広がっており、2008年度は山形同友会が県内4信金と業務提携、きらやか銀行とは業務協力協定を結んでいる。香川同友会は高松信金、観音寺信金に続いて、百十四銀行と業務提携。富山同友会でも富山県信用金庫協会と提携し、会員向けのローンを開始などの事例がある。
地域金融機関は「地域密着型金融」の実践を求められている。それだけに、各地同友会からの憲章制定論議を通じた相互理解への対応も今後重要となりそうである。
【久米 一郎】
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