(株)コーセーアールイー(本社:福岡市中央区、諸藤敏一社長、以下:コーセー社)は、7月23日、(株)フジエステート(以下:フジ社)に対する訴訟が終結したと発表した。
これは、2006年10月13日付で、コーセー社が保有する建築確認付土地について、フジ社と売買契約を締結したものの、フジ社は売買代金の残金335,305,000円を期限までに支払わなかったため、コーセー社は売買契約を解除。2007年3月29日付でフジ社に対し、契約違約金の残金17,750,000円および遅延損害金の支払いを求め、東京地方裁判所に損害賠償請求を提起していたもの。
一方、2007年8月27日付で、フジ社より、52,750,000円(当該売買契約に係る手付金の返還並びに契約違約金)および遅延損害金の支払いを求める反訴を提起されていた。
これらの訴訟に関し、東京地方裁判所(2008年10月15日付)、東京高等裁判所(2009年4月15日付)において、コーセー社の損害賠償請求を全額認め、フジ社の反訴請求を棄却する旨の判決が下り、その後フジ社が最高裁判所に上告を提起したところ、2009年7月6日付で、上告受理申立および上告について却下され、抗告期間満了をもって本件訴訟の終結が確定したとしている。
なお、本件訴訟に係る請求債権(契約違約金35,500,000円および遅延損害金)は、訴訟に要した費用を差し引いた残額を特別利益として計上する。業績への影響については、現在精査中。
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