ここ数日、複数の下請建設業者団体の幹部と話をする機会を得たが、やはり気に掛るのは選挙のこと。
下請工事業者で作る団体のある幹部は「しばらくは今のままの状態が続く」と話し、様子見の状態ながらも自民党支持の姿勢を維持する考えを示している。というのも、建設行政に対する自民党の影響力、特に福岡選出の古賀誠氏の影響力は侮りがたい、と感じているからだそうだ。但し、かつての集票マシーンとしての性質が薄れているのも事実で、演説などへの動員は難しい状況にあるとも付け加えてくれた。
また、興味深いことに、異なる複数の団体幹部から返ってきた答えもほぼ同じ内容。政権交代の可能性が取り沙汰される中にあっても、自民党と建設業界の絆は未だに太いものがあるのだな、と感じた。
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