宮崎県都城市に本拠を置く、醤油・味噌醸造業者・ヤマエ食品工業(株)の人気ブランド「高千穂峡つゆ」の今年4月から6月までの売上高が前期比20%の伸びを示していることが判明した。「高千穂峡つゆ」は1991年に市場に投入された比較的新しい商品ながら高い人気を持つ。霧島山系の良質な地下水を使用し、自社で鰹節を削り新鮮な風味を押し込んでいる。また、蜂蜜を使用するなど原料と手間を惜しみなくつぎ込んでいる。このため販売単価は他社商品より割高だが、統計によると08年度上半期九州地区のストレートつゆトップ10のうち、1位の「かつお味うまくち」ほか4ブランドを「高千穂峡つゆ」が占めるほど強い商品だ。
ラストスパートに入ったストレートつゆ戦線だが、今後は年間を通して売れる市場の開拓が課題となる。
ヤマエ食品工業(株)
住所:宮崎県都城市西町3646
電話:0986-22-4611
HP:http://www.yamae-foods.net/
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