7月27日夕方、民主党・鳩山由紀夫代表は、「政権交代選挙にのぞむ2009民主党マニフェスト」を発表した。
鳩山代表は冒頭、マニフェストによる政権交代の目的は、国民が主役になる政治をつくり出すことにあると述べた。今度の総選挙は、長期的な自民党政権に終止符を打つだけではなく、明治維新以来の官僚任せの政治に対し、国民主役の政治を創りだす歴史的な戦いであるとして、中央集権から地域主権の政治に切り替え、国民が主体的に政治に参加し、「国民の国民による国民のための政治」を実現するものであるとマニフェストの意義を述べた。
そのうえで、子ども手当ての支給、農家戸別補償制度の実施など柱となる5つの約束を明らかにした。また民主党政権樹立に際し、政治主導を実現するため100名の国会議員を政府に送り込むことや、内閣一元制のための閣僚委員会の創設、国家戦略局設立、行政の無駄をなくすための行政刷新会議を設置することも明らかにした。
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