27日、警視庁より2009年上半期の自殺者数が発表された。今年に入っての自殺者数は全国で17,076人(暫定数)にのぼり、前年同期比で768人の増加。過去最多を記録した、03年の年間自殺者数34,427人に迫る勢いとなっている。
都道府県別では、東京都の1,569人を筆頭に、大阪府(1,057人)、埼玉県(971人)が続く。九州では、福岡県の663人がトップで、1月から6月それぞれの数値でも、100人を下回る月がないという結果だ。
これには昨年後半からの世界規模での不況が大きく影響していると見られており、特に企業の決算などが集中する年度末での増加が顕著となっている。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら