九州電力(株)(本社:福岡市中央区、眞部利應社長)は、7月29日、2010年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高は前年同期比0.4%減の3,421億円、経常利益は200億円、当期純利益は124億円。
収入面では、電気事業において、販売電力量の減少はあったものの、経営効率化の進展や、燃料価格の上昇を踏まえ、昨年9月に電気料金の見直しを行ったことなどにより、電灯電力料は前年同四半期並となった。一方他社への販売電力料が減少した。
支出面では、電気事業において、燃料価格の下落や販売電力量の減少などにより燃料費が減少した。また、他社からの購入電力料が減少した。
販売電力量については、電灯、業務用電力などの一般需要は、オール電化住宅の普及による増加があったものの、小規模工場・商店の減少があったことなどから、前年同四半期並となった。また、大口産業用需要は、電気・輸送用機械や鉄鋼など主要業種が減少したことから、前年同四半期に比べ16.6%の減少となった。
この結果、総販売電力量は190億1,000万kWhとなり、5.3%の減少となった。
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