農林水産省は、29日、2008年度の生鮮食品および加工食品の品質表示実施状況調査などの結果を発表した。
この調査は、全国で販売されている生鮮食品および加工食品などについて、表示が適切に行われているか、日常的に行っているもの。
調査対象は、小売店舗38,004店舗、6,202,822商品。中間流通業者4,299事業所、116,843商品。食品製造業者827事業所、4,474商品。
調査内容は、「小売店舗および中間流通業者における生鮮食品の表示実施状況調査」、「小売店舗における加工食品の表示実施状況調査」、「食品製造業者における加工食品の表示実施状況調査」(2008年度に初めて実施)となっている。
小売店舗における生鮮食品においては、全商品に適正な表示をしていた店舗の割合は、2007年度と比較し、「名称」で1.1%増、「原産地」で1.2%増、といずれもやや改善された。
小売店舗における加工食品においては、調査した全商品のうち、表示欠落など不適正な表示をしていた商品の割合は全体で6.6%であり、2007年度と比較し0.8%減とやや改善された。
食品製造業者における加工食品の表示においては、全商品に適正な表示をしていた事業所の割合は81.6%だった。
<詳細・お問合せ>
農林水産省/平成20年度生鮮食品及び加工食品の品質表示実施状況調査等の結果について
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