福岡市は28日、東区に就学前の障害児支援の拠点施設「市立東部療育センター」を開設することを発表した。開設予定は2011年4月。今年9月に建設工事業者の公募を行い、12月の議会で建築工事契約議決後に着工するとしている。
総事業費は約16億円。東区青葉の5,004m2の敷地に、鉄筋コンクリート2階建ての施設になる予定。床壁には弾力性素材が採用されるなど、発達障害や肢体不自由のある子どもに考慮した設計になっている。また太陽光発電を導入するなど環境へも配慮するという。
障害のある子どもは近年増加傾向にあり、福岡市では中央部の心身障がい福祉センター、西部療育センターとともに、身近な地域で総合的な療養ができる体制をとっていく。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら