社団法人日本自動車販売協会連合会の統計によれば、新車販売台数(登録車)は今年に入って前年同月比約70%の状況が続いている。ある車販売関係者は「『若者の車離れ』と言われるようにパイは縮小しており、たしかに厳しい状況だ」という。
ただ、現在は電気自動車などについて税制優遇措置がとられており、対象商品については購入時価格が安くなる。「税制優遇で古い車から新車に買い替えようという動機づけにはなったようで、当店では施行直後の売上が150%になった」(前出関係者)という。税制優遇措置の効果は限定的と言えようが、購入意欲の促進に一役買ったという側面も少なからずあるようだ。
社団法人日本自動車販売協会連合会のホームページ
→http://www.jada.or.jp/index.html
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