鳩山民主党代表の資金管理団体「友愛政経懇話会」による政治資金収支報告書の虚偽記載問題が波紋を広げている。
企業・団体献金の3年後の全面禁止をマニフェストに盛り込むことを決めていた民主党にとっては、大きな痛手となる。この問題で「個人献金」への信頼性が揺らいでいるからだ。
それでは鳩山代表は、どのような形で献金を集めていたのだろう。
データマックス取材班は、「友愛政経懇話会」の入会案内書を入手した。案内文書は「友愛政経懇話会のご案内」「入会申込書」「振込書」「鳩山代表のあいさつ」などがセットになっており、大手ダイレクトメール業者の扱いとなっていた。
「ご案内」には「匿名による寄附も認められていません」と記してあるが、もちろんこの世に居ない人物の名前を勝手に使うこともご法度である。
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