7日、注目の東国原宮崎県知事と自民党・古賀誠選対委員長の会談が行なわれた。自民党側は、知事が衆院選出馬の条件とした、全国知事会の要望をマニフェストに盛り込むことについては、一定の努力を示した模様だが、総裁候補の件については双方の受け取り方が違っている。
古賀選対委員長は「ない」と明言しているが、知事の方は「検討してもらっている」と異なる見解を示している。
この日も知事自身の出馬についての意思表示はなく、物別れなのかどうかも判然としない。話題作りのため、結論を引き延ばしているとの批判も出はじめた。
平日であるにもかかわらず上京して自民党本部を訪ねた東国原知事にとって、一連の動きは「公務」ではないはず。宮崎県民を置き去りにした騒ぎはいつまで続くのだろうか。
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