1899年8月4日、東京・銀座に「恵比寿ビール BEER HALL」が誕生しました。日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)の当時の社長・馬越恭平によって、「ヱビスビール」宣伝の一環としてオープン。工場直送の出来立て生ビールを味わってもらい、その美味しさを知ってもらうためだったそうです。
オープン当時、ビール1杯(約500ml)の値段は10銭!現在ではおよそ800円になる計算で、決して安くはないように感じるかもしれませんが、まだまだ日本では登場したばかりの飲み物。物珍しさも手伝って大人気だったそうです。
ちなみに、現在の渋谷区恵比寿の地名は、このヱビスビールの工場があったことに由来しています。
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