09年2月期であるが、借入金はさらに増えて短期1億円、長期4億6,800万円となっている。総資産も7億4,400万円に膨らんだものの、純資産は3,751万円とあまり前期と変わらない状況で、自己資本比率は5%と非常に危険な状況である。
また利益面は落ちてきていると前々回に報じたが、役員報酬はここ3年間一定のまま。販売管理費に関しては、07年期と比較すると倍増しており、やはり固定費の圧縮をすべきであった。このように見てくると、08年2月期以降、決して好調であったとは言えない状況であった。
【宮野 秀夫】
※記事へのご意見はこちら