(株)ベストフーズ(本社:佐賀県三養基郡)は(有)デイリーキッチンよりカット野菜事業を譲受、5月1日より本格稼動を始めた。デイリーキッチン時代にニューオータニなどのホテルや九州大学病院などの病院や食品工場、コンビニエンスストア、外食産業、食品スーパーなどに販売実績があるが、さらに販路を拡大していく意向。それに伴い、生産者・仕入先の拡充にも努めていくとしている。
カット野菜導入のメリットについて同社取締役・宮脇洋司氏は、「必要分のみ提供できるので、利用者は廃棄ロスがありません。また、カット段階で消毒・殺菌しているので、衛生面の心配もありません」と指摘している。ほかにも、調理担当者別の野菜使用量の個人差をなくすことや、仕込み時間の短縮による人件費の削減が見込まれるという強みがある。さらに年間を通して固定価格で供給されるので、仕入れコストの安定にもつながる。
環境問題への意識の向上など、市場はさらに拡大すると見られており、新たな挑戦を始めるベストフーズの動向が注目される。
代 表:藤原 昌守
所在地:佐賀県三養基郡みやき町市武891-1
創 業:1997年4月
設 立:2005年9月
資本金:2,300万円
業 種:カット野菜の加工・販売
TEL:0952-81-9001
FAX:0952-81-9291
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