役人天国と言われる日本だが、「センセイ」と呼ばれる政治家の数もばかにできない。毎年総務省が行っている地方公共団体の議員や首長の人数調査などによると、議員の数は、市町村会議員から県議、国会議員まで合わせて39,147人。これに市区町村長と知事ら、いわゆる首長を加えると40,266人という数字になる(08年12月31日現在の数字)。
日本には40,000人を超える「センセイ」がいるということだが、世の中はあまり良くならない。
福岡県内の28市(福岡・北九州の両政令市を含む)で、公費出張の精算に宿泊費の領収書添付が義務付けられていないという驚きの実態が明らかとなった。各自治体、お手盛りの旅費規程は、国をお手本にしているのだという。政治家は一体何をチェックしてきたのだろう。念のため、センセイ方の出張旅費の精算に領収書が添付されているのか、現在調査中である。
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