これまでピュアラの倒産経緯を追って、レポートしてきたが、今回でこのシリーズは終了する。
ピュアラが携帯販売業だけで再生するとなると、年間の同社の売上は5億円ほどになる。利益が出る企業体質に変貌するかもしれない(計画では年間1,800万円ほどの利益)。
ただ、多くの人が興味を持っていたのは、あれだけ宣伝していた水がなんで売れなかったのかということ。特に地元TV局A社は、積極的に同社のCMを扱っていた。A社がピュアラの業績を「好調」と思ったのかどうかは定かではないが、不況の影響で広告出稿量が伸び悩む中、安易に同社に飛びついたのかもしれない。今回の倒産が話題となった一因には、メディア露出の多さが影響したこともあげられる。
なお、ピュアラ倒産の記事に関して、多くの関係者からさまざまな投稿・ご意見を頂いた。お礼を申し上げておきたい。
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【宮野 秀夫】
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