福岡市は5日、公募していた市役所前の芝生広場の名称を「よかしば」に決定したと発表した。同広場は6月末に市役所前の広場1,650m2に約4,400万円を投じて保水性人工芝を敷設していた。
福岡市は、芝生敷設を含むヒートアイランド対策事業の目的を、「都市部における熱帯夜の増加や異常気象の増加は、ヒートアイランド現象が原因であると言われるように、ヒートアイランド現象は猛暑期の熱中症被害など、市民生活に重大な影響を及ぼしており、市民の不安も高まっているため対策を実施する」としているが、庁舎の反対側に回ると芝生の回りが木々で囲まれた中央公園がある。ビルの合間のオアシスも必要だろうが、人工芝に多額の公的資金を投じる必要が本当にあったのだろうか…。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら