読者のみなさんへ
弊社は『福岡にパワーを与える企業100社』を出版致しました。
同書は、昨今の経済動乱の最中にあって、絶えざるパワーとエネルギーで躍進を続ける福岡・九州の企業を、トップの肉声を交えながら紹介します。
成功の秘訣や、経営戦略のヒントが盛り沢山の内容となっております。企業経営者の方も、これから経営を目指そうとする方も、本書を読めば、勇気百倍!! ご期待ください。
【媒体概要】
福岡・九州の企業100社を、文章と写真とで紹介。カンパニーインフォメーション(会社概要)・代表プロフィール・ワンポイントPRを併せ掲載。
株式会社 データ・マックス
TEL 092-262-3388 FAX 092-262-3389
株式会社 セントラル商工
群を抜く技術力で、環境保全事業を推進
建設汚泥処理システムの導入で、建設現場の課題を克服
-COMPANY INFORMATION-
代表者:藤田 以和彦
所在地:福岡県大野城市瓦田4-15-26
設立:1984年8月
資本金:1,000万円
業種:生コンクリート製造・販売、汚泥処理機械レンタル
年商:15億3,432万円
TEL:092-575-1050
FAX:092-575-1104
(株)セントラル商工は、(株)冨士機・代表取締役の藤田以和彦氏が1984年8月に生コンクリート製造・販売を目的に設立。以後、「ちくしの生コン」の名称で精力的な活動を展開。生コンの製造販売はもとより、そのトータルソリューションについてコンサルティングやアドバイスを実施している。生コン製造プラントの拠点は筑紫野市にある。
グループの基幹である冨士機は、生コンクリートプラント製作事業を軸として、大きな飛躍を遂げているが、その傘下企業である同社の技術力は、建設業界はもとより幅広い業界から高い評価を受けている。グループのノウハウをフルに活用しつつ事業を展開する、同社の生産能力はきわめて高い。
グループの基幹・冨士機の事業のもう一つの軸に、環境事業がある。建設汚泥や浚渫汚泥処理の、その企画から実践までをトータルにプランニングし、プロデュースする事業を展開しているが、リサイクルが脚光を浴びている今日、同事業は活況を呈している。同事業に関連する、建設汚泥処理など各種プラントのレンタルを行なっているのが、同社である。
同社の事業比は、生コンが50%でレンタルは50%である。現在、需要に旺盛な勢いがみられるのが、前述の通り、建設汚泥処理事業である。顧客の主力としては、スーパーゼネコン・地場大手ゼネコンなど、建設関係が多数を占めており、問い合わせや相談などは、九州地方だけでなく、全国各地から舞い込んできている。
この建設汚泥処理に用いる機械の代表格が、「建設汚泥固化ユニットFBEシリーズ」である。建設現場で発生する脱水ケーキ・高含水汚泥・建設残土など、土壌汚染を引き起こす汚泥に対して不溶出化処理を行ない、改質土・流動化処理土にするのである。
この機械は、高品質バッチ式計量方式を採用することによって、安定した性能を常に維持させることができるうえ、全自動マイクロコンピューターで制御されているため、運転・操作はいたって簡単。機械装置がコンパクトで、移動・移設が至極簡単であることが、何よりのセールスポイントである。加えて、工事規模の大小を問わず、幅広いニーズにフレキシブルに対応。状況に応じて機械設備の大きさを選択することができるうえ、必要な期間だけ、レンタルにて利用することができるようになっている。この事業には、より多くの現場に当リサイクルシステムを提供し、環境保全に寄与したいという、藤田代表の熱い想いが反映されている。「この汚泥処理システムを用いることによって、これまで建設現場が抱えていた看過できない課題が、解消されることになります。CO2の削減に対しても、貢献度が高いと言えます。建設業界はCO2削減について強く意識しており、当社のシステムには、今後益々の需要増が見込まれます」と藤田代表。
我が国の生コン需要は、年々減少する傾向にあり、市場が上向きになる展望は見えてこない。したがって、建設汚泥処理レンタル業が、今後の同社事業の中核となっていくことは、疑いない。常に未来を見つめ続ける同社は、環境保全につながるプランを提案することを通して、地域の社会・経済に貢献していくことだろう。
(以下、『福岡にパワーを与える企業100社』参照)
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