4月6日の決済が不調に終わり、同月16日付で福岡地裁小倉支部へ民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた北九州市戸畑区の(株)川口工務店。負債総額は26億5,789万円であった。
同社は決済不調に陥った当初より、事業継続の意志を表明。保全命令を受けた後、破綻に至った経緯と事業継続に向けて大幅に人員を削減したことなどを主力受注先へ説明していた。
また、一時的に施工がストップした小倉北区のビジネスホテルと八幡西区の分譲マンションはそれぞれ別の形で施工が再開された。ビジネスホテルは工事保障会社が主体となる。そして八幡西区の分譲マンションでは同社を退社したかつての現場監督がこのマンションの企画をしているデベロッパーの一員として施工にあたっている。
【発信・北九州】
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