お盆明けの17日朝、福岡市のビジネス街にいつもの混雑ぶりが戻ってきた。今年は、製造業の工場勤務や一部の建設業などで、8月8日(土曜)から16日までの9日間をお盆休暇とする傾向があったようだ。「受注が少ないから生産調整の意味もある」とは、乳業関係者。一部の建設業でも「仕事が少ないから仕方がない」とコメントする。
一方で営業系の職種の人達にとってお盆休暇は短く、12日または13日から16日までの3、4日間というケースが多かった。「例年は10日ごろから一週間だったが、今年は13日から3日間だった。会社からは売上がないからギリギリまで動いてくれとの事だった」と福岡市内の企業で営業を担当するA氏は語る。
上向きつつあるとはいうものの未だ景気回復の糸口が見えない中、いつもとは少し違うお盆休暇に違和感を抱いた人達も多かったのではないだろうか?
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