広告枠の空きがどんどん増えている。経費の見直しによりスポンサーが契約を更新しないことが一番の原因だが、それはともかく、新しいスポンサーがなかなか見つからない。年間数百万円の契約料が掛かる媒体に関しては、特に厳しいようだ。そのような媒体は同じスポンサーが長年契約を更新し続けてきたケースが多く、営業サイド(広告代理店など)にとってもさほど苦労することはなかった。しかし、ここに来て契約を更新しない企業が増加。代理店などは新規スポンサーを探すのに必死となっているが、契約料+製作費合わせて1,000万円程度の広告となると、かつてのように簡単にスポンサーが決まるなど有り得ない。それどころか営業先をピックアップするのにも一苦労しているようだ。
【楢崎 賢治】
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