北東アジア港湾間の激しい競争の中、釜山港はここ5年間着実に貨物取扱量を伸ばしてきた。2008年期は最終利益346億ウォン(約28億円)で設立以来5期連続の黒字を達成した釜山港湾公社は、今期は伸び率・取扱量ともに最大の北中国の中継貨物に注目している。
シンガポール、上海、香港、深センに次ぐ世界5位のコンテナ港湾で世界3位の積み替え貨物処理港湾の釜山港は、今年1月から7月までの累計貨物取扱量が前年同期比で17.3%減の662万個余、輸出入貨物が363万個余(同21%減)、中継貨物は299万個余(同12.4%減)まで回復、北中国の貨物量が国内実需に肉薄する格好となる。
【児玉 崇】
釜山港湾公社:http://bpa2007.busanpa.com/ja_service?id=ja_index
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