政権交代を占う全国注目の福岡２区の戦いが始まった。
　午前10時、天神のソラリアステージ前で第一声をあげた、民主党新人のいなとみ修二候補は、大勢の支持者を前に「ムダを削り、天下りをやめさせ、公務員の削減という官僚政治を変えることが税金の使い方を変えることだ。民主党はマニフェストで国民と約束をした。この当たり前のことが自民党政治では出来なかった。このままでは日本の将来はない」と自民党政権を批判。そして官僚政治を変えることが、税金の使い道を変えることになる、と訴えた。いなとみ候補はさらに、政権交代をかけた今回の選挙は、自民党と民主党の戦いであるとともに、高齢者や子どもと自民党との戦いでもあると、１票１票の力で勝たして下さい、と支持を訴えた。
　福岡２区では、このほか自民前職の山崎拓候補、共産新人の小林とき子候補がそれぞれ出陣式を行なった。

【総選挙取材班】

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