19日、自民党前職の渡辺候補は、糟屋郡内を遊説し、農業者らへ支持を訴えた。
渡辺候補は、街頭演説で「貿易自由化になれば農業は壊滅する」と民主党のFTA政策を批判、やりがいのある農業を推進すると力説した。「今は景気・経済対策がいちばん大事だ。今後3年間財政支出を行ない、成長を果たすことで雇用を解決したい」と述べ、民主党のこども手当てなどをバラマキと指摘した。さらに渡辺候補自身の実績に触れ、「これまで地元の発展のために力を尽くしてきた。いま粕屋地区は道路整備も十分ではなく、通勤・通学に不便をきたしている。粕屋地区と都心をつなぐ道路建設などで豊かにしていきたい」と訴えた。
聴衆のひとりは「民主党のマニフェストの中身がひどいことがわかる。やはり渡辺さんだ」の語る。また別の男性は「自民党には良い勉強になっている。民主党はバラマキだ。財源も明らかでないし、地元のことをやってもらっているのは渡辺さん」と支持の理由を語った。
【総選挙取材班】
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