福岡市は、市の将来像に向けた指針「福岡市都市計画マスタープラン」の改定案について、8月20日から市民の意見を募集している。現在のマスタープランは、策定後8年以上経過し、目標年度の2010年を迎えることから改定に着手したもの。「人口減少社会の到来や少子・高齢化の進行、厳しい財政状況、環境問題の深刻化」など福岡市をとりまく背景を踏まえた内容としている。
改定案は、現段階での基本的な考え方として「コンパクトで持続可能な環境共生都市」を目指すとし、「機能集約」「九州・アジアの交流拠点」「地球に優しい」「快適で住みやすい」「災害に強い」「活力ある都心」の6つを柱にしている。
具体的には、公共交通のネットワーク化として、地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線との直通運転化や地下鉄七隈線の延伸の検討。アイランドシティへの自動車専用道路の導入、九州・アジアの玄関口にふさわしい交流拠点づくり。都心部における魅力ある景観形成、緑地の創出・保全。火災に備え、防火地域・準防火地域の見直しなど。
意見募集期間は8月20日から9月30日まで。意見の提出方法は、電子メール、郵便。
「福岡市都市計画マスタープラン」の改定案は、区役所や情報プラザなどで入手できる。
<問い合わせ先>
部 署:住宅都市局 都市計画部 都市計画課
住 所:福岡市中央区天神1丁目8の1
電話番号:092-711-4388
FAX番号:092-733-5590
E-mail:toshikeikaku.HUPB@city.fukuoka.lg.jp
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