国土交通省九州地方整備局は、26日、7月の中国・九州北部豪雨災害により、7月26日11時過ぎから8月12日13時50分までの約17日間、九州自動車道(福岡IC~太宰府IC)通行止めに伴う周辺道路への影響について発表した。
(1)通行止め区間(福岡IC~太宰府IC間)の約46,000台/日は、主に福岡高速2号線(+約21,000台/日)、筑紫野古賀線(+9,000台/日)、国道3号(+約3,000台/日)に迂回
(2)お盆期間の高速料金割引開始日(8月6日)には、福岡高速2号線の千鳥橋JCT~水城間の上下線で最長約13km、福岡高速4号線の上り線で貝塚JCTを先頭に最長約5kmの渋滞が発生
(3)一般道路の国道3号や筑紫野古賀線などで走行速度の低下が見られ、ピーク時間帯では殆どの区間で10km/h前後まで低下
今回の通行止めの影響により、通行止め期間中の周辺道路への渋滞損失は約13億円増加したと試算され、昨年(2008年)の同時期と比べて約2倍の渋滞損失が発生したとしている。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら