政権交代をかけた総選挙の投票日まで3日。各選挙区で激戦がつづく。全国注視の福岡7区でも、民主・野田国義氏、自民・古賀誠氏の死力を尽くした戦いが展開されている。
同区の選挙情勢は「接戦」とか言いようがない。各メディアの選挙情勢調査では、野田氏有利との結果もあれば、古賀氏有利の数字もある。
情勢調査は、サンプルの取り方や、修正方法によって結果が大きく変わることがある。しかし、今回の場合、公示前から情勢が変わらない選挙区の方が多い。にもかかわらず、福岡7区の情勢分析がメディアによって違うということは、勝敗の帰趨が予断を許さない状況であることを証明している。
福岡7区は、大型公共事業への税金投入継続を選ぶか、暮らし直結の予算配分に希望を託すか、そのことが問われる選挙区である。それぞれの立場に言い分があるように、有権者の判断も分かれているのだ。
最後の3日間、両候補の動きから目が離せなくなってきた。
【総選挙取材班】
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